
日南を代表する伝統芸能「泰平踊」(たいへいおどり)の春季定期公演が開催されます。
踊り手は、泰平踊今町組保存会(鶴組)の皆さんです。
日時 令和7年3月20日(木・祝)春分の日
第1回目 13:30~
第2回目 14:00~
場所 飫肥城大手門前
※雨天時は、小村寿太郎記念館(大会議室)
出演者 日南市泰平踊今町保存会(鶴組)
【泰平踊りの由来】
5万1千石の城下町ここ「飫肥」では、元禄の初め頃より、盆踊りが盛んに行われてきました。宝永4年(1707年)に当時の飫肥藩より武家にも踊ることが許され、「泰平踊」として、侍と町人が一緒に踊ると言う、他藩にはまれな催しが続いてきました。踊り手は、元禄風の武士と奴姿で、踊りは武芸十八般をかたどり、毅然とした武士の気迫の偲ばれる踊りであります。踊りは、二流あり、今町の鶴組と本町組の亀組がありますが、それぞれ姿勢の高低差と歌詞が異なります。また、歌は、初代藩主伊東 祐兵公(いとう すけたけこう)をたたえる、静かな調べであり、昭和37年(1962年)に宮崎県無形民俗文化財の指定を受けています。