弥五郎様

弥五郎様

伝説の巨人を模した高さ7メートルの人形

田ノ上八幡神社では、「弥五郎様」と呼ばれる巨大な人形を作り、祭礼行列の先導役として引き出す人形行事が行われています。

県指定無形民族文化財に指定されているこの催しは、この地に八幡様の御神体を背負ってきたといわれる巨人「稲積弥五郎」の伝説が元となっています。

宮崎県北諸県郡山之口町が長男、鹿児島県曽於(そお)群大隅町が次男、宮崎県日南市飫肥(おび)が三男、という伝説もありますが、定かではありません。

高さ7メートル、白い髭、朱塗の面に烏帽子、朱の袴をはき、腰に長太刀、右手には槍を持つ姿はまさに巨人。弥五郎様の股下をくぐると、無病息災とも言われています。

田ノ上八幡神社の秋祭りと、飫肥城下まつりでその姿を見ることができます。

最近では、パレード用のミニ弥五郎様も造られています。

宮崎県日南市飫肥10丁目3-12
0987-25-1412(田ノ上八幡神社)
田ノ上八幡神社の秋祭り・飫肥城下まつりでお披露目
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