国道222号を日南市から都城市方面に向かい、酒谷キャンプ場入口を過ぎると右手に、酒谷川へそそぐ清らかな大谷川、それに架かるアーチ状の古い石橋がある。青銅色の静かな光を放つ側面は、木立の緑、川のせせらぎと調和し清閑な美しさを誇っています。
明治22年に架けられた大谷橋は、日南市と都城市を結ぶ国道として重要な役割を果たしていましたが、昭和46年に新しい国道が完成するとともに、利用する人はしだいに減り、いつしか雑草に覆われ、忘れ去られてしまいました。
平成11年、地元村おこしグループ「やっちみろかい酒谷」が石橋の清掃を行いふたたび大谷石橋に脚光が当たりました。
特徴
- 橋長:22m 幅:3.5m
- 架設:明治22年11月
宮崎県日南市酒谷