「桜に包まれる。森に遊ぶ。滝を聞く。湯に染まる。心に響く。舌が驚く。」 自然に触れ、五感で四季を味わうことのできるまち・北郷町では、癒されること間違いなし。
ウォーキングロードは2本あり、「猪八重渓谷ウォーキングロード」、「蜂之巣渓谷ウォーキングロード」のそれぞれの特徴を活かした自然を満喫できるコースとなっております。
※ガイドは北郷森林ガイドいつつの木会が行います。
■猪八重渓谷ウォーキングロード(通称:「コケロード」)
渓谷に沿って伸びる猪八重渓谷ウォーキングコースは、7つの架け橋と五重の滝、流合(はきあい)の滝、岩つぼの滝などがある片道3キロメートルのコースです。
猪八重渓谷ウォーキングロードは、カシ、シイ、タブなどの豊かな常緑広葉樹林と猪八重渓谷の美しい滝群からなる風景林であり、五重の滝までの片道約 3㎞{往復約6㎞(約3時間)}の遊歩道は絶好のハイキングコースとなっております。
また、県内唯一の天然林地帯で専門家の評価も高く、世界でもめずらしいニチナンゴケなど300種類ものコケの宝庫としても知られています。
深々とした静寂の中に、木もれ日を浴びながら、かすかに感じるせせらぎの音、遠くに聞こえるカジカの声、頭上に飛び交う野鳥のさえずりは現代社会から隔離された貴重な空間であり、やさしい癒しの場となっています。
猪八重渓谷ウォーキングコースは、北郷森林ガイドいつつの木会によるガイドを利用できます。詳しくはこちら
■蜂之巣渓谷ウォーキングロード(通称:「イロハモミジロード」)
蜂之巣公園には、約5万平方メートルの広さを持つレクレーション施設があり、その中でも、木造2階建ての温泉露天風呂完備のコテージは人気が高く、快適な別荘 ライフを満喫できます。そのような公園の中にこの遊歩道があり、園内を縦断する清流広渡川に沿ったコースで、途中、双龍橋を経て通称イロハモミジロードへ とつながります。
平成17年にボランティアの人たちにより植樹した約800本のイロハモミジが、数年後には春には鮮やかな新緑に、秋には深紅に染まり、ロードに癒し効果を与えてくれます。
楽しい散策のために・・・
①服装・持ち物
肌を守り怪我を防ぐために、長袖シャツ、長ズボン、帽子、軍手を身に着けることが必要です。
靴はトレッキングシューズなど、滑らないしっかりしたものを履きましょう。
飲み物や雨具も準備しておくと安心です。その他、敷物・双眼鏡・筆記用具もあると便利です。
②行動の注意
猪八重渓谷内で、許可なしに狩猟や釣り、野鳥捕獲、昆虫やコケなどの動植物の採集はできません。
③注意する生き物と対処法
~ダニ~
森から戻ったらズボンの上から殺虫剤をかけたり、服を着替えるなどの対策が必要です。
ダニに刺された後に高熱が出た場合は、すぐに医者にかかりましょう。
~マムシ、スズメバチ~
草むらなどには、マムシがいたりスズメバチの巣があったりするので、立ち入らないのが懸命です。
万が一マムシに咬まれた場合には、すぐに医者に血清を注射してもらわなければなりません。ハチに刺された場合は、人によって過敏反応やショック症状が出ますので、様子をみながら、折り返して医者に受診しましょう。
参考までに、スズメバチは黒い色に集まると言われています。なるべく黒い色の洋服は避け、帽子をかぶるようにしましょう。
④その他
- 携帯電話及び衛星携帯は通じません。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。
- 散策される方は各自で任意保険にご加入ください。